今朝の講話は
元東大阪消防局 次長であり全日本ブラシ工業協同組合専務理事
山尾卜流様の「個人でできる危機管理」というテーマでした。
山尾様は奈良県大宇陀高等学校を卒業後消防員を志望し
20歳のときに補欠で大阪府布施市消防本部に入られました。
学卒の署員たち優秀な同僚が多くひしめく中自分は絶対署長になるんだという強い意思を持って
仕事に望まれ、幾度も上級試験に挑戦し続け念願を果たして署長になられたという努力家です。
何事にも率先垂範してやって来られたという事がお話の節々に現れていました。
火災の話し、救急活動の話、災害現場と危機管理の話どれも実際に体験されたことばかりな
のですごくリアル、中でも阪神・淡路大震災では人命救助、救急活動の支援をやりながら自ら
の地域の安全をも考慮して指揮を努められた。24時間休まることが無かったとの事でした。
緊急時の判断能力は大人でも5~6歳の幼児程度から10歳程度の小
学校4~5年生に低下する。日頃から防災に関心を持ち訓練や非常口
の確認などに心掛けていれば、13歳の中学生程度に上がるとの事。
災害は忘れたころにやって来るといいます。この機会
に家庭で職場で一度訓練を試みたいと思います。
各所で講演活動をされているという山尾様のお話はユーモア
たっぷりで間のとりかたがなんともお上手で勉強になりました。
時間の関係でまだまだ話したりない感じで申し訳ありませんでした。また機会
があれば聞かせてもらいたく思います。山尾卜流様ありがとうございました。
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設備の小売業として地域社会に貢献します。
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鈴木豊廣 @設備てっく
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