…昨日からの続き…
ある業者の方から応援の仕事で90kgもあるコンプレッサーを急な階段を運ばされ
て非常に危険を感じたが、やることで信用を得たのかと思う…という意見が出た。
重量運搬業者からは…よく予算がないからこれでやって欲しいと言われることが
ある。その時はどうぞその金額でやれるところに依頼してくださいと断る。そういう
仕事が回ってきたんでしょう。
仕事の専門分野がある。無理な仕事を依頼された時「この仕事は専門外
なので当方では対処出来ない」と断る勇気がいるのではないでしょうか。
幸い事故に至らなかったからよかったものの、機材も専門知識もな
い状態でそれは(コンプレッサー運搬は)やるべきでなかったのです。
そこから、仕事に対する誇りが大事ではないかという意見が出てきました。
何のために我々は仕事をしているのですか?…と問いかけてみました。
思いもよらずぼくに「社長は何のために仕事してるんですか?」…という鋭い
質問が飛んできました。(う~ん答え用意してなかった(笑)、こっちへ来たか)
その質問に答えるにはぼくが以前勤めていた日立の販売会社を辞める動機
から話さなければならない。
当時31歳で子供が1人いたぼくは50前の先輩の姿を見て、会社で守られているが
一歩外に放り出されたら何の潰しもきかないただの人でしかないのではないか…
自分の将来に不安を感じて、何か技術を身につけるべく会社を飛び出しました。
転職を繰り返しているうちに自分の世界観で仕事がしたい…楽しく仕事をすることで
満足感、幸福感を得たいという気持ちが高まり42歳で今の会社を立ち上げました。
ところが会社を維持する為に売上確保し仕事を回していく…それこそ何のために会社
を興したのかという原点を忘れてただひたすら仕事をこなしてきたというのが実情です。
そうやったんや、ぼくは仕事で満足感や幸福感を仲間と共に感じあい分かち合う為に
会社を興したんだった。今回勉強会でこれだけの仲間が集まり共に行動を起こしてい
こうということは正にその考えが形に現れたということなんだと気付くことができました。
…そうこのためにばくは仕事をしているのでした…最初からここまで高めていける
とは思っていなかったが、ものすごく手ごたえを感じた第一回目の勉強会でした。
次回は3月20日に第二回勉強会をやること、そして年一回安全大会を兼ねた懇親
会旅行をやることを決めて解散、有志で懇親会そのまた有志で2次会へと繰り出し
たのでありました。おもろなってきたで…
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最適設備と満足で社会から信頼される企業を目指します
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鈴木豊廣 @設備てっく
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