ホームページを開設して、いろんな問合せがありますが、その
中でも修理依頼が、特に夏場の最盛期はかなり多いです。
去年の夏のことです。南のショットバーでHPでみて修理依頼がありました。
午後3時ごろ電話があり、空調機が止まってるのでどうしても今日中に見てほしい
…営業が出来ない何とかしてほしい。とお店の雇われマスターからの依頼でした。
かなりの緊迫感で懇願され、一応メーカーサービスに行けるか聞いてみます。
とお答えして確認したところ、何とかなるとのことで依頼しました。
結果、空調機の圧縮機不良で、修理費20万ほど掛かるため、入替の
見積もさせていただいたのですが、その後一向に返事がありません。
週明けに確認すると、入替は出入りの業者に依頼した。…とのことでした。
それでは、修理判定費用として8,400円いただきますとつたえたところ
その件については、店のオーナーに話をしてくれと言われ連絡したら
『そんなもん最初にマスターに言うたか?聞いてないもんはらえるか!』
けんもほろろです。
実際には、メーカーからの請求は16,800円来ています。その後の
話し合いで8,400円は頂きましたが、結局8,400円のマイナスです。
今では、依頼を受けた時点で診断だけでも費用は掛かります。ただし
修理または入替工事の依頼があればその代金はいただきません。と
口頭で説明しています。逆ザヤ覚悟で今は一律10,500円にしています。
なんでもサービスと勘違いされます。技術者を動かせば何処の所属の人間で
あろうと費用は発生します。ちょっと見ただけで10,500円は高いやろ!…と
いわれますが、サービスマンは一日中有償でばかり稼動出来ている訳あり
ません。それこそ、待機、移動、判定、出直等々決して効率よくはいきません。
なんでもNETで手に入る時代ですが、人間にしか出来ない事を生業に
しています。そこには人と人とのふれあいがあります。いつも気持ちよく
お客様と、お互いに“ありがとう”と言い合える仕事にしたいと思います。