経営者の責任

昨日、7月に予定されているブロック例会のリハーサルに行って来ました。
広島の㈲ささきグループ代表取締役の佐々木哲雄様の報告でした。

日焼けした精悍などちらかというとやんちゃ系の風貌で話し出された
内容はすごいとしか言いようがない。同い年の佐々木氏ですが、育った
環境は壮絶です。幼い頃父親は会社倒産から復活、土建業を営み飯場
で働く逞しい職人に囲まれ育つ。父親は39歳で他界をします。佐々木氏
小5の時です。それから母親が女手一人で3人兄弟を朝から晩まで働き
詰めで育ててくれました。

高校へ行く資金は用意してくれていましたが佐々木さんは理容学校に
通いました。高校に行ってないことを母親にバレ家を追い出され15歳の
7月から散髪屋に住み込みで働きだします。

不安と不満の数年間、何度もやめようと思いましたが、根っからの負けず
嫌いの性格は自ら公言した22才で独立するという約束を果たしてしまう。

熱い!とにかく熱い佐々木氏です。22才で独立し、社員14名年商8千6百万
呉市に4店舗の理容美容化粧品販売会社を経営して創業以来34年沢山の
若者を体当たりで育てこられました。
その中には「1キロメートルが何メートルか」わからない子、人と会話するのが
苦手な子、福祉施設で育った子、実にさまざまな問題を抱えた若者たちです。

地元を大切に思いわが町の活性化を誰よりも提唱し実践されています。
それは、呉市という地方からの発信ですが、広くは日本、世界、地球、
今住んでいるその場所を大事にしなくてどうする?あなたが、地元の
企業を、商店を、見捨てたことが、今の衰退を招いているんでしょう!
なんとも、言い返せないズバリを指摘されました。

こんなことも言われていました、常に創業、只今創業、本日開店…
何時もその気持ちを持ち続け世の中の動向を見、観察し、何を今
会社に求められているのか、認められているのかを問い続ける。

社員を家族のように思い、オーナー制度を導入して将来設計まで
つくってしまう。
佐々木さんは「真の豊かさとは、人の役に立つことではないだろか?」
と結ばれました。懇親会、2次会とお付き合いし熱く語り合えたことを
大変光栄に思います。7月のブロック例会が楽しみになりました。合掌

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最適設備と満足で社会から信頼される企業を目指します

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鈴木豊廣 @設備てっく
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