今週は、仏料理店「サトゥール」のオーナーシェフ山下 悟様の
「食のあり方について」というテーマの講話でした。
Tシャツ一枚で登場された山下様、なんともかざりっけの無
いシンプルないでたちでこちらが面食らってしまいました。
仏料理店のオーナーシェフという事でさぞ料理についての薀蓄があるのかなぁと
思っていたら、そうでもなく小学生に食のあり方を教える食育のお話をされました。
最近の子供さんは、食に対して関心がなさ過ぎる。食事の楽しさ、大事さを私たち
親が教えなければならない。食事の時は楽しく語り有意義に過ごす時間なんだと。
お話を聞いていて、これは私たちがそれを実行しなければとても教えることなん
て出来ない。むしろ私たちにしゃべってられたのかなぁ…と思ってしまいました。
シェフの店に来られるお客様で、苦虫を噛み潰したような表情で食事をされている
方には、せめて昼間あったいやなことなど忘れて、楽しく他の方に迷惑の掛からない
程度にはしゃいで過ごしてもらえば、店としてはこれほど嬉しいことはないんですが…
とかく日本人、特に関西人は食事をゆっくり楽しむという習慣が全体に少ないように思う。
もっともっと食事を楽しむようにしたいと思いました。…ええっ！今でも
十分楽しみすぎやって？？？…誰かの声が聞こえてきそうです(笑)
私は、フレンチというより居酒屋派ですが…カジュアルフレンチ
というお店が福島にありますが、これはこれでOKです。
最後に、質問で何故シェフに？の質問に「一番苦手な質問です…体育大学受験に
失敗して、友達と料理学校へ行ったのがきっかけで、動機が不純です」と答えられ
た山下様の控えめでかわいらしさを垣間見ました。山下様ありがとうございました。
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鈴木豊廣 ＠設備てっく
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