ひさびさのCAD

昨日、やっと北新地飲食店の設備設計が終わりました。
1月,2月は暇やったのに3月になったとたん
に何やかやと仕事が重なってきました。

日々の直儒の工事に加えて改修工事が3件
去年に出した見積の施工図作成が1件
そして設備設計が1件
今週に、まだ掛かっている途中やのに、もう一件飲
食経営会社のゼットンの物件設計してくれ!って…
あぁ、ゼットンねプレジデントビジョン(メルマガ)に登場した
会社やなぁ、知ってるけど…できるわけないやろ!

重なるときは重なるもので、CADはひさびさでしたが、
当社が下請けでやって来れた理由の一つにCADが
出来るから…というのが挙げられると思います。

導入したのは、まだソフト会社がハードともにリースしていた
1996年でした。それこそリース料が月額57,000.-もしてい
ました。それでも出だしたころは、月額10万していたから
多少は導入しやすくなっていたとはいえかなりの冒険でした。

これからは、設計事務所はデジタル化して図面はすべてデータ
でインターネットをつかってやり取りされる時代になる。いち早く
CADで図面を書けるようにしないと生き残れない。後発の会社
が他と差別化できる方法だと決断しました。

それにしても高いと思われるでしょうけど、たしかに線を引くだけ
ならばタダのソフトもあります。しかし私たちの設備用のCADは
いろんなデータが組み込まれています。慣れてくれば驚くほどの
スピードで設計作図が出来ます。

ただし、早いからといって値切らないで下さいね(笑)
著名な画家の作品が、驚くほど制作時間が早いのに高価であるのは、
それまでに積み重ねた修行の時間も含まれているということですから。
えっ、いっしょにしたらあかん??失礼しました。

今使っているのは、CAPE2004という設備CADが2setです。当然のことですが
正規のものです。株式会社ダイテックの瀧口マネージャーがうちの担当です。

一日中図面を見ていると時間が経つのがはやいです。
それと同時に疲れます。しかし心地よい疲れです。

小さな会社は経営者も前線で旗をふり目標に向かい全力で戦っていか
なければならない。今日も自分を必要とする仕事があることに感謝。合掌